NCEAの試験でのカンニング行為を防ぐため、今年から学生が腕時計をすることが禁止されました。

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NCEAとは、NZ高校での3年間にかけて行われる全国統一試験で、NZ国内や海外の大学の入学条件として設けられています。日本でいうセンター試験のようなものですね。

腕時計が禁止になった理由はAppleWatchなどに代表されるデジタル時計です。
データを保存するだけでなく、Eメールやメッセージの送受信ができますからね。

じゃあデジタル時計だけ禁止にすればいいじゃないかとも思うのですが、最近のデジタル時計ってアナログ時計と区別がつかないんですよね。それをすべて教員がチェックする余裕はない。で、腕時計全部を禁止に。

学生は腕時計が持ち込めない代わり、壁時計やホワイトボードに表示された時計で時間を確認できるとのことで、各学校の校長などは概ねこの規定に賛成しているとのことです。

知り合いが、某会社で働くのにAppleWatchを持ち込むと情報流出する疑いがあるから、という理由でAppleWatchだけでなく腕時計すべてが禁止になるという事例がありました。試験の2~3時間だけならまだしも、働いている間ずっと職場で腕時計ができないのであれば、何のための腕時計なんだと思ってしまいます。

個人的には壁時計より手元の時計を見るほうが楽なのですが、技術の進歩によってかえって不便になっているような気分です。



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