ロード・オブ・ザ・リングの名優、アンディ・サーキスが、彼のもっともよく知られたキャラクターであるゴラムを再び演じました。Brexitをめぐるメイ首相の政策への風刺です。

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「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・リング」はニュージーランドがロケ地になっていることで有名ですが、映画でおなじみのキャラクター、二重人格のゴラムですね。(邦訳では「ゴクリ」になっています)

動画では、アンディがどことなく英国のメイ首相に似たメーキャップと衣装に扮し、ゴラムの有名な分裂人格を用いてBrexitの賛否について論じています。片方の人格が、”Precious(いとしい)”取引に強迫観念的にしがみつき、もう一方の人格の弱さを咎める一方で、もう片方の人格は、人々が求めているのは何かについて尋ねるよう主張しています。

秘書らしき男性「首相、脱退協定のコピーです」

アンディ演じるメイ首相「わしらは規制を取り戻さなければ・・・金、国境、法律、そして青いパスポート!」
もう一つの人格「NO、それは人々を傷つける、彼らをより貧しくする」
最初の人格「わしは見つけ、交渉する、わしらそれが欲しいのよ、This is my Brexiiiiittt!!!(my Preciousの節で)」


映像は「人々の投票、わしらそれが欲しいのよ」というシンプルなメッセージで終わっています。

動画はこちらから見れます。(もしくは下をクリック)


英国など海外では、俳優もよく政治批判をしますよね。日本ではあまり見られないですが…。
(最近だと有名なのは「せやろがいおじさん」だろうか)

ヨーロッパだけでなく、Brexitの世界に及ぼす影響は計り知れませんが、果たしてきちんと離脱に向けた交渉がまとまるのでしょうか…。



参考記事:
https://www.nzherald.co.nz/entertainment/news/article.cfm?c_id=1501119&objectid=12174276




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