新しい世界 in NZ

NZよいとこ一度はおいで。

カテゴリ: 日常生活

日本帰国に向けて絶賛荷造り中でございます。
帰国の理由はこちらをご参照ください。


実は私はヴァイオリンを弾くんですよ。
あくまで趣味の範囲です。全然弾けない人より弾ける程度のレベルです。

学生時代は毎日のように引いていたものの、社会人になってからは遠ざかっていたのですが、2017年に「そうだ、ヴァイオリンを弾こう」と突如思い立ってオークランドの楽器店を検索し、半日後にはヴァイオリンを購入していました。

当時住んでいたフラットの大家さんが留守のときは弾いても良いと言ってくれたので、大家さんがジムなどに行って留守のときによく家で弾いていました。

IMG_2958
5年使ったヴァイオリンです。中国製です。なんと弓ケース松脂込みで500未満ドルです。
ピンキリのキリです。いえーい。
500ドルの買い物って高い気がしますが、日本のスズキメソッドなどでも初心者用の楽器が10万はしますからね。
最前線のプロの方が使っている楽器ともなれば家が買える値段になりますよ。
楽器って高いんです。

上記の中国製のヴァイオリンも値段の割にいい音でしたよ。私のような素人には十分です。
素人が高い楽器を弾くのは畏れ多いというか、楽器に申し訳ないですからね。
どこぞの社長も億単位のストラディヴァリウスできらきら星引くんじゃなくて、このくらいの値段の楽器を使えばいいのに。


NZから日本に帰国するに当たり、ヴァイオリンをどうしようかと思ったものの、買った店に相談するのが一番いいだろうと買ったお店の担当者に連絡を取りました。


ちなみに持ち帰るという選択肢はありませんでした。
ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんはストラディヴァリウスという名器を使っているのですが、ツアーで移動するときはなどはヴァイオリンのために飛行機を2席分取っているとテレビで話していました。楽器は繊細なのでまさかスーツケースのような預け荷物にするわけにもいかず、ケースのサイズによっては持ち込み荷物にはできませんし、できたところで席の上の収納庫に入れるわけにもいきません。ずっと膝に抱えるのも長期フライトでは大変ですし、危ないし、丁寧に運ぼうとすると航空券を2枚取って、人間のようにヴァイオリンが席に座ることになるんですよね。
ヴァイオリンならギリギリ持ち込み荷物にできなくはないですが、ヴァイオリンより大きいヴィオラ、チェロ、コントラバスはもっと大変です。ヴィオラはケース無しならなんとか持ち込み荷物にできるサイズだそうなので、ヴィオリストの人が海外の仕事のとき、本体だけを布でぐるぐる巻きにして、おそるおそる飛行機に乗ったという話を聞いたことがあります・・・。

幸い、買ったときのヴァイオリン専門の担当者に連絡がついて、日曜にお店にいるとのことで早速お店に伺いました。
スタッフはギター専門の方とヴァイオリン専門の方がいらっしゃいます。
それぞれ来る曜日が違うそうなので、お店に行くときは事前に電話などで確認するのが良いと思います。

IMG_2960
こちらがMt Edenのお店です。この看板が目印です。



IMG_2959
こちらはお店の入口です。見た目は楽器店というより倉庫のようです。


IMG_2956
店内にはヴァイオリンやギターなどの他、弦やピックなどの関連商品も並んでいます。




IMG_2957
一番右の面白い形のヴァイオリンは観賞用だそうです。
私が買ったのヴァイオリンは中国製の手頃なものでしたが、イタリア製の高いヴァイオリンもあります。色からしてピンキリのキリの楽器とは全然違うんですよね。
なぜヴァイオリンって中古なのに良いものは値段が高いのかと言われますが、いわゆるストラディヴァリウスなどの名工の全盛期である数百年前に楽器に使われていた木がもう手に入らないそうなのです。
もっとも、私の使うようなピンキリのキリのレベルの楽器はともかく、現代で制作されている良い楽器も、きちんと保管していれば、将来評価されて値段があがる可能性もありますが。
ヴァイオリンってインフレに強いんですよ。知ってました?投資にどうですかね?
燃えたり水かぶったりカビが生えたらそれまでですが。日本の湿度はヴァイオリンには優しくないんですよね・・・。




2017年にたまたまお店に来たときはヴァイオリンの担当の方がいらっしゃって、普段はギターを買いに来るお客さんが多い中、ヴァイオリンを買いに来るお客は珍しかったようで、「この楽器はもっと明るい音色だよ」「こっちはもっとダークだよ」「1000ドルのも弾いてみる?」などと、嬉しそうにいろんな楽器を持ってきて試し弾きさせてくれました。
ご本人もヴァイオリンを教えたり、オーケストラで弾いたりしているそうです。


担当者の方は5年前にヴァイオリンを買った日本人のことを覚えていてくれました。
普段買取はしていないとのことでしたが、もともと同じお店で買ったヴァイオリンであること、当時の領収書なども保存していたこと、またヴァイオリンをチェックしてもらったところ保存状態も悪くないことなどから、特別に有料で買い取ってもらえました。買い取ったときの値段にはもちろん満たないですが、5年使った中古品に値段がつくこと自体、楽器でも滅多にないですからね。
昔8万で買ったベース・ギターを数年後に売ったときは5000円でしたよ。それでも良い方です。
いやはや、ヴァイオリンはインフレに強いって本当だったのか。

自分が数年使っていたヴァイオリンなのでそこそこ愛着もありますし、楽器は手入れしていないとカビたりすることもありますので、無料でもいいので誰かにきちんと引き取ってもらいたいと思っていたのでありがたい限りです。きちんと専門家の人に引き取ってもらえたら、またいつか誰かの手に渡って弾いてもらえるかもしれないので一安心です。
最初に買取をしていないと聞いたときは、マーケットプレイスで売ろうかなとも思ったのですが、買い手がちゃんとした人かどうかわからないですからね。それに楽器はまず自分で試し弾きをしてから買うのが一番ですし。オンラインだとそうもいかないですからね。

たまにドラマか映画か何かの影響か、「使っていた人が亡くなったら一緒に棺に入れて燃やしたりしないの?」って言われるんですが、おそらく楽器を大事に使う人だったとしたら、そんなことしたら故人も悲しむと思うので、楽器のことを考えればきちんと定期的に使ってメンテナンスしてもらえる環境に置くのが一番です。
人が使っていたヴァイオリンが遺品などで見つかったら、きちんと使ってくれる人に譲るなり売るなり楽器店に持っていくなりしましょう。くれぐれも棺に入れて燃やしたりしないように!


私の使っていたような安価なヴァイオリンならともかく、それこそ何百万以上もするような良い楽器は、素人がただお金を出しても買えないんですよ。店頭にぽんと出ているものでもないですし、人づてにきちんと紹介してもらわないと手に入らないので。まあお金に物言わせて買ったどこぞの社長もいるみたいですけど。

皆様も、もしヴァイオリンを始めてみたいとき、昔弾いていたけどまた買って弾きたいときなどは、私が買った下記のお店などきちんと専門家の方に案内してもらうのが一番かと思います。



Hewitt's - Violin & Guitar Shop
09-629 0324
930a Dominion Road, Mount Roskill, Auckland 1041
https://fiddleshop.co.nz/



ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

こんにちは、身近な人などには既に話していましたが、日本に帰国します。
タイトルにもある通り、帰国したくて帰国するわけではないです。

こちらの記事でも話していますが、昨年から不運が続いていたんですが、不運の中でも4日違いで永住権が申請できなかった件は随分と堪えました。いえ、現在進行形で堪えています。
そのあとインターン先でこういうこともあり、その後もしばらくは就職活動をしていたのですが、心身ともにボロボロになってしまい、力尽きた次第です。

ビザの期限もいよいよ迫っていたので、学生ビザを延長しようかギリギリまで迷いましたが、費用面で3ヶ月が限界な上に、3ヶ月ビザの期間を延長したところで就職活動するにあたって大きな成果は得られないだろうとこれまでの活動を振り返って感じていたこと、そこまでもう頑張る力が自分の中に残っていないことで、帰国することにしました。


正直なところ、帰国の準備をする力もギリギリで、帰国まで1週間を切っているのに全然荷造りが終わっていないんですよ・・・。

こちらの記事で書いたような体調不良も絶賛継続中なのですが、それに加えてメンタルがボロボロになってしまって、バイト中でも忙しいときは無心で働いているので平気なのですが、お客さんが引いて時間ができたときなど、ああ永住権申請できなかったんだな・・・ということを思い出して涙が出そうになる始末でした。

色々不運なことが重なっていたとしても、永住権が申請できていれば「でも永住権が取れるし!」と自分を励ますこともできたと思いますが、逆に永住権が申請できなかったことがずっと心に引っかかっていて、学生ビザの申請がなかなか進まないときも、就職活動で成果が出ないときも、インターンで搾取されたときも、「永住権が申請できていれば、こんなふうに苦しまずに済んだのに・・・」という気持ちが消えませんでした。

カウンセリング設けましたが、そもそもカウンセリングは1回受けてどうにかなるものでもないですし、かといって継続して受けられるだけのお金がないんですよ。永住権があれば補助で安くなるのに・・・。

永住権があってもスタートラインに過ぎないとか、永住権があっても就職は大変だとか、永住権があっても勉強し続けないと対等にビジネスはできないとか、永住権あっても家賃が高くて大変だ、とか、色々言われていますが、私も永住権とってそういうことが言える立場になりたかったなとしか思えませんでした。

永住権があれば少なくともビザの心配はいらないし、パートタイムでもフルタイムでも雇用先も自由に選べるし、失業保険や家賃補助が出る場合もありますし、医療費も安くなりますし、勉強のために学校に通うにしてもローカル費用ですみますし、Kiwisaverも使えるし、救急車呼ぶのに800ドルもかからないし、永住権とっても毎日ハッピーになるわけでないけど基本ステータスが底上げされるだろうなと、


あと、慰めのつもりでしょうけどよく言われたのが「NZより日本の方がいいよ~!」「日本いいじゃん、物価安いし、自分も帰りたい」って言うなら、じゃあその永住権くださいよ(無理)
本気で諸々の事情から日本帰国を検討してる人ならともかく、どうしてもNZより日本がいいなら国籍があるので帰れるはずなのに、帰国を検討もしないということは、日本よりNZのほうがいいと結論出しているということなので・・・説得力がないんですよ。

あと日本は物価安くても給料安くて税金(消費税だけでなく市民税等諸々含む)が高いんで・・・と言っても信じてもらえない悲しさよ。
日本にいたのは20年以上前の人より6年前まで日本に住んでいた自分のほうが実感としてわかっているのに、なぜか信じてもらえないんですよね。20年前の日本のイメージで止まっているのか知りませんが。

一時帰国と帰国は違うんですよ。ホリデーで滞在するならそりゃ物価も安くてサービスも良くていい国でしょうけど、住むとしたら賃金低くて高サービス提供する立場なので。
日本帰りたくない理由はこれとかこれとかこれとか、他にもいろいろありますが、長くなりすぎるので割愛します。


さらに「NZ以外にもいい国はあるよ」とよく言われますが、それはそうかもしれないですが、ニュージーランドの永住権はニュージーランドにしばらく住まなくても影響しないのでそこが他の国とは違う大きな利点なんですよね・・・カナダもアメリカも半年や1年など継続してすまないと永住権は失効してしまうので。
実際親の介護などで一時的に帰国する人も沢山います。だからこそ一度永住権取れたらその国に住み続けなくても失効しないニュージーランドの永住権を目指していたんですよ。諸々条件他の国と比べた上でニュージーランドを選んでいるので。
「ご家族に何かあるかもしれないし、逆に日本帰って良かったと思うかもよ」と縁起でもないことも言われたのですが、永住権が取れてたら一時的に日本に帰国してしばらく家族のケアなどをしてもまたNZ戻って来れますけど、永住権取れなくておまけに日本で家族の介護が待ってるってただの泣きっ面に蜂なんですよ。1ミリも慰めにならないどころかダメージしかないので勘弁してください。

実際、他の国への移住を視野に入れるとしてもまた1からやり直しなので、今はそれを考える気力も体力ないのが本音です。


勤めていた会社がなくなったり、コロナで収入が激減したり、貯金が10分の1になったり、結果永住権も申請できず帰国するので、この6年間は何だったんだろうな、という気持ちです。。。


c_1594478015480
今の気持ちはこんな感じです。



6年間で成長したとかいろんな経験をしているはず、なども言われますが、そんなことより「永住権」が欲しかったんですよ。永住権を手に入れるために努力や成長が必要だと思ったからそれを経てきただけで、簡単に手に入るのならそんなことしなかったしそのほうが良かった。努力なんてしんどいだけで、したくてしてるわけじゃないんですよ。はっきりとした成果が、権利が、福祉が、誰から見てもわかる形のあるものが、欲しかったんです。それが努力の結果か、単に運が良かったかどうかなんて誰にもわからないんですから。


ちなみに現在進行形で買った2年のPCがまたしても壊れて立ち上がらなかったり、お気に入りのカップが割れたり、スクーターに不具合があったりしているので不運継続中です・・・


荷物まとめないと・・・





ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

こちらの記事以来になりますが、Selwyn Community Educationの講座を再び受けてきました。

今回受けた講座は、Abstract Paintingこと、抽象画の講座です。
https://www.selwyncomed.school.nz/courses/1503-abstract-painting-workshop-beginners/


そうです、考えるより感じろ、な感じの抽象画です。
一見、「これだったら自分でも描けそう!」って思わせるあれです。

Abstract Paintingの講座はいくつかありますが、
私の受けた講座は1日のみの初心者コースです。
画材等は講師の先生があらかじめ準備してくれていますので参加者は手ぶらで参加できます。

IMG_2834
最初は絵の具に慣れるために10段階で明暗を描く練習をしました。これがなかなかどうして難しいんですよ。絵具に触れることも10年以上ぶりかもしれません。


IMG_2837
次に、かの有名なカンディンスキーの絵の一部を練習で真似をして描きます。
これがまたなかなかどうして難しい。
先生のアドバイスに従って濃い色から塗っていきます。
最初に与えられた白黒赤黄青の5色で描いていたものの、どうしてもお手本に似た青が出せないと悩んでいたところ、先生が「その青だと出せない色だね」と別の青の絵の具を持ってきてくれました。


練習が終わったら画用紙に各自で自由に描いていきます。
最初にベースの白を塗るときにわざと均等にならないようにハケなどで凸凹を作り、乾かしてから色を載せていくので独自の味が出ます。

IMG_2838
最初に描いたもの。
アドバイスに従って暗い色からおいていったんですが、塗り重ねるたびに思いがけず暗くなってしまった気がします。
新しい色を置くときはドライヤーで乾かしながら塗っていくんですが、乾ききらないで塗るとにじんでますます暗くなってしまったり。


IMG_2839
リベンジの2枚目。


抽象画っていざ描こうとすると基礎的な色の知識やセンス、筆の使い方など、写実画以上に画力が問われる気がしますね。

他にも数人の参加者がいましたが、お互いの絵を見つつ、「線が素敵」「色が綺麗」など自然にお互いの絵を褒めていました。
ニュージーランドの人は基本的にポジティブでほめ上手な人が多いですね。


他にもいろいろな講座がありますので、新しいことに挑戦したり趣味を見つけたい方は、ぜひSelwyn Community Educationで興味のあるコースを探してみましょう。


Selwyn Community Education
https://www.selwyncomed.school.nz/


ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

先週の土曜は、Grey LynnのCray Marketに行ってきました。

IMG_2498

IMG_2499

IMG_2500
IMG_2501
陶器は市販品と違い、一つ一つ違っていて、味があってよいですよね。


IMG_2503

IMG_2502
こんなランプの似合う家に住みたい。

IMG_2504

IMG_2505

IMG_2507
IMG_2512



IMG_2514
IMG_2516
上記は、友人にプレゼントするために買ったマグ。
角度によって色味が変わるので、とても素敵なんですよ。




ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

4月末に、友人に誘われてたこやきパーティーにお邪魔してきました。

IMG_2457
何年かぶりの家たこ焼き。たこ焼きパーティーのことを「タコパ」っていうらしいですね。なんとなく陽キャになった気がします。


友達や友達の友達など、日本人メンバーが数人集まっていましたが、中にはシェフとして働いている方もいて、先日釣ったという魚をその場でさばいてくれました。

IMG_2453
これが

IMG_2458
こうなって

IMG_2461
こうなる。


いやー、料理ができる人ってすごいですね。





ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

※食事中の方は読むのをご遠慮ください。そういう感じの内容です。


こちらの記事
でも書いたのですが、2020年からコロナの影響もあって常に金欠状態だったところに、大家さんの事情で急に引っ越しせざるを得ないことになりました。

今住んでいるのはCBDのStudioです。お金ないのにStudioです。カップルとかではなく単身で暮らしています。

お金がないならもっと家賃の安いところに住めばいいじゃないかというのはごもっともですし、贅沢だと思われるかもしれませんが、これには理由があるんですよ。







理由はトイレです。排泄です。
(この先こういう話が続くので、苦手な方は回れ右してください)







もとよりIBS(過敏性腸症候群)を患っているんですが、とにかくをおなかの調子を崩しやすいんですよね。
有名Youtuberのヒカキンさんが似たようなこと語ってたんですが、「あ、おなか痛い」と思った5分後に限界が来るんですよ。場合によってはもっと短い。タクシー移動中にヒカキンさんがトイレ探す動画でかつてないほど親近感を覚えましたね…。いやほんと気が付いたらロケット発射準備状態なんですよ。はたから見たら笑いごとかもしれませんが人としての尊厳にかかわるんです。
トイレのない環境での移動は行きたいときにトイレに行けないというプレッシャーもあるので、修学旅行などの長距離移動はいつも地獄でしたね…


で、おなかの調子を崩しやすいだけでなく、下痢と便秘とほぼ交互になるんですよ。場合によっては同時進行です。(同時進行ってなんだよと思われるかもしれませんが後述します)
便秘は何日も出ないというタイプではなく、こちらの記事の排便困難型の症状が一番近いです。何度といてに行ってもすっきりしないんです。あと便秘だと膀胱も圧迫されるためかとてもトイレが近いです。トイレ我慢できなくて修学旅行のバス止めたこともあります。


そのため、便意が来て5分と我慢できないこともあれば、便座に座って15分くらいしないと便意がこないこともあり、排泄にとても時間がかかるんです。きちんとした形のものが出ない、何度トイレに行っても便がすっきりでない。そのため何度もいきむので痔にも数回なりました。便の切れが悪いのでトイレットペーパーの消費も激しいし、残便感がひどいのでストレスにもなる。

よく、便はバナナ型のものが良いといわれますよね。便がするっと出ると形がきれいだし便の切れもよい。においもそんなに強くないんですよ。残念ながらそういった便はもう10年以上見てないです。というか人生で数えるほどしか見ていないですね…。


NZで家を借りるにあたってはフラットシェアが一般的ですが、こういうフラットメイトが1日に多い時で3度も4度もトイレを占領してたらどうですかね?トイレットペーパーを大量に使い、しかも1度に30分以上占領してたら。鬱陶しいですよね?自分でもそんなフラットメイト嫌です。でも我慢してなんとかなる状況じゃないので死活問題なんですよ。

なので住環境の確保にあたって、人に迷惑をかけないためにも、own bathroomこと、自分だけが使えるトイレは必須なんですよ。


いやそんな具合ならさっさと医者行けよ、と言われそうですが、すでにGPには何度も行ってます。痔にも何度もなっているので塗り薬も座薬ももらってます。
GPを通じてん専門医で内視鏡検査が受けられるようリクエストもしています、2020年に。早くも2年近くが経過しようとしています。

医師不足のNZではこういうことはよくあります。基本緊急性の高い患者から優先なのですが、眼科での治療を待っている間に失明したとか、がんの治療を待っている間に死亡したとかたまにニュースになりますね。すぐ専門医にかかれる日本の医療は良いですねぇ…。


便秘薬を飲んだり、食生活で便秘は改善できると考えるかもしれませんが、記事にもあった直腸性の便秘だと、どんなに胃腸の調子が良くても、残念ながら出口で詰まるんですよ。なので一般的な便秘薬などは効きません。下手すると下痢と便秘と併発することもあります。便秘薬で有名なセンナを飲んだときはひどい目に遭いました。普通の便秘には効くのでしょうけどね。上は下痢で下は便秘ってかなり地獄です。是非体験してみてください。


自分で触診したところ、直腸膣壁弛緩症(直腸瘤/レクトシール)の疑いがあるのではないかと思ってますが、正確なところはわかりません。診断には内視鏡検査が必要なんですが、検査のリクエストをして早2年近くが経過し(ry


かといって何も対処していないわけではなく、直腸性の便秘にも効くと評判の「オイルデル」を使っています。
IMG_2485
便はきもち出やすいかなという感じです。
難点は便が柔らかくなるので、便器内が汚れやすいということです。自分で汚して自分で掃除する分には仕方ないですが。なのでひどい時は1日に3度も4度もトイレに行ってはそのたびに便器を掃除することになります。生活用品の中でトイレ掃除の洗剤とトイレットペーパーの消費が一番激しいかもしれません。

ダウンロード

それでも残便感がひどくておなかが気持ち悪くて眠るのも不自由する時は上記の座薬です。グリセリン系の座薬は依存性になりやすいそうですが、上記のコーラックは炭酸ガス系です。
難点はガスが爆発するように便が出るので、便器が汚れるということですかね…
座薬注入から排泄までに10-20分、その後も排泄に時間がかかり、最後に便器の掃除もあるので、翌日休みの日の夜にしか使えません。冷蔵庫内に常時常備です。


そんなこんなで個人のトイレが必要な理由はわかっていただけたかもしれませんが、なんでCBDに住むんだよ、家賃安い郊外に住めよ、と思われるかもしれません。


ここでも1つ問題が。



バス酔いがひどいんです。


郊外に住むとなると、市内の学校や職場に通うのに、車移動かバス移動になりますよね。

便秘気味の人にありがちなんですが、自分はとにかくバスに酔うんですよ。
特にNZは道の起伏が激しいし、バス停ごとに止まって加速しての振動が一番酔いを加速させるんです。そのため長距離移動の多い修学旅行などは常に地獄で(ry
ホームステイしていたころはPenroseに住んでいたのですが、バスで45分の道のりはとってもスリルとサスペンスでしたね。

Newmarketに住んでいたのも、電車で市内と行き来できるからです。電車は道の起伏もそこまで非道ないのでほとんど酔うことはありませんでした。とはいえ節約のためによく徒歩で通勤していましたが。徒歩で歩ける距離というのもNewmarketの魅力でしたね…Newmarket帰りたい…。


車はバスよりまだましなんですが、酔い止め飲んでいても酔うときは酔います。
特に睡眠不足の時はより酔いやすく、前日に4時間睡眠で乗り合いバンで空港に向かったときは空港に着くまでの1時間の間に吐きそうになりましたね・・・。

仕事でどうしてもバスに乗る必要があるときは、前日夜に上記の座薬で腸を空っぽにして酔い止めも飲んでました(でもちょっと酔った)

で、これを毎日通勤通学でやったら死にます。酔い止めのお金も安くはないので。


車買えばいいじゃんと思われるかもしれませんが、車とか保険とかガレージ付きのフラットとか初期投資のお金もないし、そもそも免許持ってないんですよね…。

じゃあNZで免許取れよ、とも言われそうですけど、NZの免許取得って日本のような教習所で訓練するのではなく、ペーパーテストをクリアしたらいきなり公道なんですよ。一定期間はライセンスを持っている人に横に乗ってもらうとか夜間は運転してはいけないなどの制限はあるので、通常はティーンの頃に免許とって親兄弟に助手席に乗ってもらって運転しながら慣れていくのですが、私は1人身なので横についてくれる人もいません。それでいきなり1人で運転はハードルが高すぎます。事故起こして人殺しにはなりたくないですし。


郊外に住んで歩ける範囲で仕事を見つけられれば良いのかもしれませんが、郊外ほどスーパー行くのにも車が欠かせないことがほとんどですし、都市部が一番仕事のチャンスが多いのは日本も同じですからね…。


で、前置きが長くなりましたが、引っ越しにおいてはOwn bathroomのある部屋を探していたんですが、そうなるとCBDから歩ける範囲でOwn bathroomのあるフラットだと、もうStudioと値段がそこまで変わらないんですよ。こちらの記事でも書いた通り永住権4日違いで申請できないショックなどで参っていた時期というのもあって、新しい環境で新しい大家さんやフラットメイトとうまくやっていくのに割くエネルギーがなかったというのもあります。

まあ、Studioにしてはかなり家賃が安いという理由で引っ越したフラットはこんな状態だったんですけどね…。


永住権取得して公営住宅とか安く入れたらいいのになぁ…。



IMG_2486
薬は海外発送で大量に取り寄せたりしました。送料が痛いけど健康には変えられぬ。



ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

こちらの記事でも書いたのですが、2月後半から週5の無給インターンと、生活費のためのバイトを掛け持ちしていました。

が、記事の最後で書いていた残念な事態に。

インターン先でのビザサポートはできないとのことです。。。

理由としては
1.現在の会社にフルタイムで1人雇う余裕がない
2.ワークビザサポートには給与$27が必要で、他の社員もそこまでもらってないので調整できない

・・・自分の仕事のパフォーマンスが理由じゃないのが余計にやり切れない。

まだまだコロナでどの企業も収益が不安定なのはあると思うものの、1.はまだしも2はインターン始める前から分かっていたのではないかと。

ワークビザのサポートができないなら最初にそう言っててほしかった・・・せめて3月中に言ってほしかったところ。その期間、他の企業でインターンをしたり、就活に専念したりできたのに。


さらに、インターンについても契約書などをきちんともらえていなかったので、4月になってインターンの期限がいつまでになり草加目安だけでも教えてほしいと話したのですが、後から同僚から聞いて知ったのですが、それが雇用主の気に障った模様・・・いやでも無給インターンでもきちんと契約書を出すのは法律で決められてので、期限がいつまでかわからないまま働かせるのもどうかと思うんですよね・・・。
それも有給ならまだ理解できる、ビザの期限が1年あるならまだよい、でもそうじゃない。


もしかしたら、それが理由で雇いたくないと思われたのかもしれませんが、だとしてもそれははっきりそう言って欲しかったところ。
面接の際にもビザの期限が6月に迫っていること、ワークビザの可能性がある場所で働きたいとは話していたのですが、ワークビザのサポートができないといわれたときに、今更のようにビザの期限を聞かれたので、ああやっぱり全然気にしてなかったんだなぁと。

3月が繁忙期だったので、繁忙期だけ人が欲しくて利用された感が否めないです・・・。


面接でも「今のうちに警察証明は取り寄せておいたほうがいいよ」と言われていたのでビザサポートについても頑張れば可能性があると思っていたのですが、ビザエージェントだったのであくまで「他でワークビザサポートしてもらったら申請はサポートする」くらいの意味だったのかもしれない・・・今となってはわかりませんが。

そして他でワークビザを取得でいたらうちに週1~2でまたインターンに来ていいよ、うちが忙しくなったら雇用主だけを変えればいいよ、とも言われたんですが、それも正直いつになるかわからないし、他でワークビザをもらえるかどうかもわからないし、それができたとしてもフルタイムで働きながら2足の草鞋をするのは正直厳しいだろうと。


それでもビザサポートの可能性がないと知ってから1週間はインターンで働いていたんですが、
6月にはビザが切れるという最悪な状況で、残り時間もわずかなので就活に専念するためにインターンは辞めさせてもらいました。
仕事そのものは好きだっただけに残念で仕方ない。
(バイトは生活費のためにまだ続けています)


・・・そんなわけで再度就活やり直しです。最後の足掻きです。


昨年のこの記事でも書きましたが、
今更ながら、本当に4日違いで永住権が申請できなかったのが悲しすぎる。。。
まだ運のない日々が続いていますが、引き続き頑張ります。


明日はどっちだ、そっちかー!



ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!

↑このページのトップヘ