これは私だけではないとは思いますが、昨年の冬頃から、コロナウイルスの関係で仕事量が減って給与が激減してしばらく経った状態での2021年スタートでした。

2020年3月から、コロナウイルスの影響でワークビザが半年ごとに延長されていたものの、2021年9月移行の再延長は見込めないため、NZに滞在し続けるためには何かしらビザを取得する必要があり、勤務先もコロナの影響で仕事が激減してワークビザをサポートするのが難しい状態のため、学生ビザを申請することにしました。

主に不運だったのは2021年の後半で、ここ半年に起きたことをざっくり書き出してみました。

7/2 電動スクーターを購入。

7/20 学生ビザのための健康診断で引っかかる。マイナス再検査代。

7/22 再度健康診断の一部検査で引っかかる。さらにマイナス再検査代。

7/27 3度目の検査のためクリニックに行く途中、電動スクーターで転んで足と肘に軽い怪我。スクーターも故障(このときは底面の故障のみでなんとか修理される)

8/12 スマホが故障、買い換える羽目に。(このときはパソコンが壊れるよりはマシだと思ったんですが完全にフラグでした。。。)

8/14 再度電動スクーターが突然動かなくなり、修理に出す。(その後ロックダウンなど色々あって10/5まで使えなくなる)

8/15 学生ビザ申請。

8/18 オークランドがロックダウンに入る。

9/22 移民局より再度健康診断の追加書類を出すよう連絡が来るが、GPがロックダウンで周1で電話診断しかしていないため、すぐに対応できず審査がますます伸びることに。本来9月末から学校に通う予定だったのだが学校に頼んで就学開始日を延期してもらうことに。

9/25 ワークビザの期限が切れる。学生ビザはまだ審査中のため働けるビザがなく、無職無収入の状態に。

9/29 16万5千人に永住権が発行されることになるも、ワークビザの期限が4日前に切れていたため、この日発表された永住権の対象外に。(詳しくはこちらの記事を)

10/21 必要書類は全て揃えて出したものの、追い打ちのように移民局から更に追加書類を求められる。

10/24 大家さんの事情でフラットからの引っ越しを余儀なくされる。

10/26 パソコンが故障。

11/6 スクーターが3度目の故障。修理に一応出すも、11/13に完全に壊れて直せないと連絡が来る。(結局7/2に買ってからまともに使えていたの2ヶ月弱だけ・・・)

11/9 iPhoneケースが壊れる

11/20 引っ越し先のフラットがエージェントと前の住人の行き違いで掃除されていないうえにあちこち壊れている。

11/19 移民局から更に追加書類を求められる。学生ビザの申請が行き詰まっているのでアドバイザーに依頼することに。

9月以降、学生ビザがない状態では学生プランの保険にも入れずビジタープランを何度も延長する関係で、就学開始日を何度も延期するたびに、2週間で90ドルが保険代に消えていく。

コロナ前には3万ドル近くあった貯金がここ1年半で10分の1近くに減る。


12/31 まだ学生ビザが取れてません!!!!!
(年明けに学校に通う予定だったのですが、この分だとまた就学開始費を延長しなくてはならないでしょう。)


いやー、こうやって書き出してもついていない。。。

一番しんどかったのは、やはり4日の違いで永住権の対象外になったことでしたね・・・。
発表直後は悲しくてほとんど眠れない状態で、今でもたまに思い出して眠れなくなったり思い出すたびにやりきれなくなります。

学生ビザがなかなか降りない状態で追加書類を多数要求されていることもあり、2021に16万人以上に発行される2021永住権は、3年以上NZに住んでいれば警察証明も英語能力証明もいらないという大盤振る舞いなのに、なぜ自分は5年以上NZに住んでいるにも関わらず、4ヶ月の学生ビザのために警察証明も健康診断も英語能力証明も勤務期間の証明書も資金証明もその他諸々も提出しなければならず、しかもまだビザがおりないのかと悲しくなりました。

それでも励ましてくれる友人がNZにも日本にもいて、物資を送ってくれたり、ご飯をおごってくれたり、フラット探しやパソコンが故障した件でも手を貸してくれる人も多く、人にはとても恵まれていたと思います。

個人的には不運続きだったものの、幸いコロナウイルスに感染することもなく、日本の家族も元気ですので、それだけは自分の努力ではどうにもならない幸運だったとも思います。
国境が閉ざされている今、永住権のない自分は家族に何かあって日本に変えるとなればNZに再入国はできないので、完全に撤退する用意でNZを去らなくてはなりませんし、フラットも銀行口座も全て引き払って帰国するとなると、とても2、3日では終わらないため、家族にもし何かあっても間に合わない可能性が高いのです。

未だに永住権のことを思うとやりきれない気持ちがありますが、ひとまずは早く学生ビザがおりて、働いてお金を稼げるようになって、きちんとお世話になった友達に恩返しができるようになりたいです。





ランキング参加中です。ポチっとおねがいします!