ロックダウンが終わって初めての週末を堪能した人も多いのではないかと思います。
2020年の3月以降、オークランドは5度に渡るロックダウンを経験していることになります。


本日12月5日(日)の市内感染者は106件で、感染者のうち、93件はオークランド、3件がノースランド、8件がワイカト、1件がワンガヌイ、1件がカンタベリーになります。うち67件は感染経路不明です。

国境でも3人の感染者が見つかっています。


ワンガヌイの感染者は、ワイカトに渡航歴があり、現在は隔離を行っています。

ワンガヌイのHamish McDouall市長は、、特に(コロナの)撲滅計画が諦められたにもかかわらず、今月末までで終わることになっているオークランドの隔離において、コミュニティにおいて不安が広がることを認識していると述べました。新しい症例はワンガヌイの住民にとってパンデミックはたやすくハイウェイから地元まで移動することを実感させたと述べ、人々にワクチンを接種するよう呼びかけました。ワンガヌイへの訪問者は責任があり、人々にもし病気なら家にいるよう、またテストを受けワクチンを打つよう呼びかけています。



現在、オークランドではMIQの代わりに3628人が自宅隔離を行っており、うち857人は感染しています。

現在の入院患者は77名で、7名がICUまたはHDUで治療を受けています。入院患者のうち56%はワクチン未接種です。

NZ全体でのワクチン接種率は、93%が1回目の接種を終えており、88%が2回の接種を終えています。
総計で770万回の接種が行われています。
マオリ系の人々においては、1回目の接種が84%で、パシフィック系の人々は92%です。

専門家は、ここ数日の感染者数が100人以下と少なかったことは喜ばしいニュースだが、ロックダウン終了後の信号システムの導入により、より人々が感染しやすくなっているので、また感染者数が増えたとしても驚きではないして、「問題は、我々が人々の健康システムや病院を守るレベルに保てるかどうか」と述べています。

土曜はおよそ3万件の検査が実施されており、過去1週間の平均である27804件より多くなっています。オークランドでは8000件近くの検査が実施されています。


12月4日のワクチン接種率は、2回接種済が87.5%、1回接種済は5.7%、未接種は6.8%となります。



ロックダウン解除は嬉しいものの、レストランやカフェが解禁になり、人々がこれまでより出歩くようになったことで、より感染者が増えるかもしれない事を考えるとなかなか落ち着いてはいられないですね・・・


参照記事:https://www.nzherald.co.nz/nz/covid-19-delta-variant-106-cases-today-as-virus-reaches-whanganui/GZOZ3TYNTGZLMAJVQGXHZMCKPE/


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