Pride Parade、通称「ゲイパレード」という呼び方の方が有名でしょうか。
オークランドでも毎年プライドパレードが開催されており、たくさんのスポンサーによって支えられていますが、来年開催予定のプライドパレードにおいて問題が起きているようです。


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主催者側の「警察の制服着用による行進は認めない」という方針により、企業などがスポンサーを降りることを表明し、次回の開催が危ぶまれています。

11月22日、NZヘラルドや、Newstalk ZB、ZMを含む独自のラジオネットワークを配信しているNZMEは、プライドパレードのスポンサーを降りることを表明しました。

NZME ダイバーシティ委員会の代表、Kylie Telford氏は、NZ警察に制服を着てパレードを行進させない、という主催の方針に従い、オークランドプライドパレートのスポンサーを降りることを決定し「組織として、私は誠心誠意、LGBTQとコミュニティーの参加性、受容、執行ををサポートし、主催のこのような排他性には賛同しない。我々は他の方法を通してレインボーコミュニティをサポートし続けるだろう。」と述べてます。

ボーダフォンのNZレインボーワナウも、警察の制服着用禁止をめぐり、プライドパレードからおりることを発表しました。NZの事前組織のRainbow New Zealand Charitable Trustがスポンサーを降りると同時に、国軍もまたパレードへの出席をとりやめました。


2017年のレインボーパレードを見にゆきましたが、LGBTQなどの性的少数者だけでなく、性風俗従事者、地元の大学やメガバンク、慈善組織、政党、スーパーマーケットまで、様々な組織が参加していて、これだけ多様性を受け入れる土壌があることに感心したものです。警察官にもサポートされていたため、なぜ今年になって警察の制服着用を認めないと主催側が決めたのかはわかりませんが、何とか無事に問題を乗り越えて来年も開催してほしいものだと思います。



参考記事:
https://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=12164393


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